ブックタイトル20150218-0005-001
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20150218-0005-001
第 3期 2013(平成 25)年度 31山都町・緑地広場で3つ目の実習橋「花漣橋」(2013年3月31日撮影)た。 竹部師匠の許可で支保工を外し、踊水橋のフォルムを見た受講者は、種山石工の技術を継承するとはどのようなことか、納得がいったようです。結果として、現地で「移設復元」に似た実習をしたことになりました。 「花蓮橋」は、幅2.1㍍、径間4㍍、輪石厚0.3㍍、アーチ部重量約5㌧の石橋です。左右岸それぞれ約10㌧ずつのコンクリートを打設し、基礎岩盤代わりにしました。大量の石材の中から、輪石としての強度、形状、色、風合いなどを吟味し選り出し、皆で加工を開始しました。 しかし、このころから国の大型経済対策(アベノミクス)による公共工事の大量発注などの影響が出始め、建設現場では極端な人手不足が発生。そのため、受講者の参集が難しくなり、毎週土曜の講座が開けないときもありました。講座はまたしても年を越してしまいました。(「日本のいしばし84号」より)