平成26年5月10日(土)~11日(日),熊本県山鹿市にて
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山鹿市は本会の第1回総会が開催されるなど,石橋先進地とも言えるのではないしょうか。石橋の移設保存の事例が多いことも。石橋への関心がなければ,保存や移設など考えも及ばないことです。今回の現地見学会でまわった石橋は全て現役を退いたものでしたが,移設復元や現地保存など保存方法も様々。今後の移築や保存にあたっては「どの時点に復元すべきなのか?」「移築場所はどこでもいいのか?」,現地保存の場合「新しい橋を架ける位置」「景観への配慮」等々,検討すべき問題は多いようです。 次回は福岡県八女市上陽町で開催されることになりました。上陽町の洗玉眼鏡橋は石工・橋本勘五郎の最後の作品(明治26年)で,堂々とした石組みと曲線美を備え,幾多の洪水にも耐えてきた見事な石造アーチ橋です。「ひ・ふ・み・よ橋」 と呼ばれて親しまれている「洗玉橋(一連橋),寄口橋(二連橋),大瀬橋(三連橋),宮ヶ原橋(四連橋)」など,多数のアーチ石橋群が町の風景に。ただ平成24年の九州北部豪雨で傷ついている石橋も多く,今後の対応が課題となっています。より多くの皆様のご参加を期待しています。 今年の総会,懇親会,現地見学会,山鹿地区の皆さまの綿密なサポート体制に支えられて無事終了,お世話になりました。お蔭で,有意義な時間を過ごすことができました。ありがとうございました。来年,八女でお会い致しましょう。 |
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日本の石橋を守る会 事務局 〒861-3513熊本県上益城郡山都町下市182-2 通潤橋史料館内 TEL0967-72-3360 |
発信:2014/05/11 最終更新:2014/05/13
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